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2024年度(冬)日本人研究者交流会を開催しました

1 日時  2025年2月1日(土)午後1時00分~午後7時30分

2 場所  DAVID BROWER CENTER

JSPSサンフランシスコ研究連絡センター主催の日本人研究者交流会を2月1日に開催いたしました。

この交流会は、米国で活躍する日本人研究者の分野を超えた交流を促進し、情報交換や友好を深めることを通じて、研究活動を充実させることを目的としています。米国でPIとして活躍する研究者、客員研究員、大学教職員、ポスドク、大学院生、大学生、企業研究者など、約102名が参加しました。

開会挨拶、JSPS事業紹介の後、参加者によるフラッシュトークやポスターセッションを実施しました。同プログラムでは異分野の研究者同士の交流が広がり、有意義な企画となりました。ポスターセッション終了後にベイエリアの日本人研究者コミュニティ3団体の紹介を行いました。

基調講演では、小谷元子次席顧問(外務大臣次席科学技術顧問)に「日本の科学技術政策・外交と国際研究環境の整備に向けて」と題してご講演いただきました。日本の科学技術政策、科学技術外交、国際頭脳循環の現状と課題等ついてご説明いただき、質疑応答では今後の日本の科学技術等に関する意見交換が行われました。

合田圭介先生(東京大学大学院理学系研究科化学専攻教授)に「日米中の学術と産業をまたいだ私のキャリア」と題して、ご自身のキャリアや研究について参加者との質疑応答を交えながらご講演いただきました。非専門家でも楽しめるお話に参加者からは、「日米中(+独)の研究環境の違いや、合田先生の研究室の運営方法など勉強になりとても興味深かった」等の声が寄せられました。

最後に、講演者のお二人をパネリストとしてお迎えし、パネルディスカッションを実施いたしました。初めての試みでしたが、参加者からは「官民、また学生さんからシニアまでそれぞれの立場でオープンな意見が聞けてよかった」等の感想が寄せられました。

交流会終了後には、懇親会が開催され、研究者同士の意見交換やネットワーク構築が行われました。

多くの方のご支援により、最終的に参加者が100名を超える活気のある交流会となりました。
来年度も、当センターでは日本人研究者交流会を開催する予定です。詳細は決定次第、ウェブサイト等でお知らせします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

開会挨拶

JSPS事業紹介

ポスターセッション


小谷次席顧問による基調講演

合田先生による基調講演

パネルディスカッション

集合写真


 懇親会(大隅総領事挨拶)