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JSPS日本人研究者交流会 2019年度冬を開催しました

1 日時  2020年2月8日(土)午後2時00分~午後6時30分

2 場所  DAVID BROWER CENTER The Goldman Theater

JSPSサンフランシスコ研究連絡センターでは、2月8日に日本人研究者交流会2019年度冬を開催しました。

本交流会は、米国において活躍されている日本人研究者の方々の分野を越えた交流を促進し、情報交換や友好を深めていくことを通じて、研究活動をより一層充実させていただくことを目的に開催しております。交流会には米国でPIとして活躍されている研究者、客員研究員、大学教職員、ポスドク、大学院学生、企業研究者など総勢約90名の方にご参加いただきました。

会の冒頭では、JSPS Bridge Award (http://jspsusa.org/wp/bridgeaward/)の第3回授賞式を執り行いました。JSPS Bridge Awardは、アメリカにおける大学等の研究機関に所属し優れた研究活動を行っている日本人研究者の日本への一時帰国を支援し、日米の国際研究協力を推進するとともに、国際的な研究環境で活躍する若手研究者の育成を促進することを目的に、JSPSワシントン・サンフランシスコの両研究連絡センター共同事業として創設されたものです。今年度は、佐々木敦朗氏(Associate Professor, Department of Internal Medicine, University of Cincinnati, College of Medicine) が受賞しました。授賞式では、JSPSワシントン研究連絡センターの平田光司センター長及び当センターの田宮徹センター長から受賞者に賞状・記念品が授与され、続いて佐々木氏によるプレゼンテーションが行われました。

基調講演では、スタンフォード大学数学科教授の時枝正先生をお迎えし「ねじり、はり、きる数理手品」と題してご講演いただきました。白い紙とハサミを用いたマジックで、次々に繰り広げられる現象を楽しく分かりやすくご説明いただき、来場者からは「数学に対する考え方が変わった」「新しい発見・驚きがあり家族とも共有したい内容だった」と言った声が寄せられました。講演後には質疑応答も活発になされ、盛況のうちに講演会は終了しました。

続く懇親会は、日本人研究者に加え、JSPSの事業を通じて渡日経験のあるJSPS Alumniにもご参加いただき、日米の研究者の研究分野を超えた意見交換、交流、ネットワークづくりの場として、実り多い会となりました。

来年度もJSPS日本人研究者交流会をベイエリアで開催を予定しております。より多くの皆様のご参加をお待ちしております。

(Bridge Award授賞式)
(佐々木先生のプレゼンテーション)
(時枝先生の数理手品)
(集合写真)